趣味・レジャー
七ヶ宿町にはそれぞれの地区に、豊かな自然の恵みを受けた様々な観光名所があります。
七ヶ宿町の代名詞でもある七ヶ宿ダム。パークゴルフ場や運動場も備えた大きな公園は町内で1番開けた場所で解放感たっぷり!広くて静かで、ここで大空を眺めるだけでとても幸せな気分になります。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉と見応え十分。木陰にシートを敷いて大の字になってのお昼寝がおすすめです。視界いっぱいに広がる空を眺めながら大地に身を委ねると、ゆっくり、ゆっくり体がゆるんできます。
長老湖は紅葉の美しさが有名ですね。気持ちよく晴れた日には、紅葉と、鏡のように彩りを映す湖面、不忘山、青空という絶景を望めます。おすすめは横川地区のやまびこ吊り橋から1kmほどの遊歩道を歩いて長老湖に出るルート。不忘山を望む景色が素晴らしいのはもちろん、山から吹き降ろす風と川を流れる水の音と、全身で自然を感じられて気持ちいいです!
遊歩道は美しい広葉樹が広がり、森林セラピーが楽しめます。紅葉はもちろんのこと、木の芽時にしか見られない萌木色の木々と淡い桃色の山桜も素敵です。(4月中旬~下旬)待ち望んだ春を喜ぶ自然の姿を見ているだけで喜びがこみ上げてきます。
蔵王連峰を縦走するならぜひ硯石登山口から!不忘山山頂まではおよそ三時間。このコースの魅力はなんといってもとても急登!登り堪え抜群!!ですので、ゆっくり一歩ずつ行きましょう。また、登山の楽しみの1つはお花。
春にはシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が見事に咲き誇り登山者の心を和ませてくれます。あまり知られていませんが、ガレ場が近づいてくる少し手前にはとても珍しいぶなの木が。なんと根元から12本にも分かれているのです。「干支ブナ」なんて呼んだりします。見逃しがちなので是非探してみてくださいね。
不忘山頂から南屏風まではまるでアルプスのよう、高山植物が見頃の時期は本当に多くの登山者で賑わいます。
ここから硯石に引き返すもよし、刈田岳まで縦走するもよし。でも縦走するにはお車まで戻れませんよね。
そんな方にオススメするのは毎年5月下旬から6月上旬に行われる南蔵王夏山開き。お隣の白石市と共同で行われていてバスでの送迎があるので縦走するにはいい機会です。参加者も多く登山愛好者同士交流が図れます。
こちらも紅葉で人気の観光名所。秋は近隣の観光客で大変賑わいます。午前中の青空が綺麗な早い時間かライトアップされる夜間に行くのがおすすめです。
七ヶ宿町は海まで距離があるため、水と触れ合える貴重な遊び場です。大滝のふもとは恰好の場所で、夏は子供達でとてもにぎわいます。(もちろん自然の川ですので大人の方に見てもらいつつ楽しみましょう)
1985年に町営スキー場としてオープンしたスキー場。小さいながらもどこか昔懐かしい雰囲気が漂うアットホームなゲレンデは独特の魅力があり、多くのファンに愛されています。現在は町民有志で設立した会社が運営しており、町民または七ヶ宿町に通勤・通学していればお得な町民料金で利用できるほか、七ヶ宿町の小中学生には町がシーズン券を購入して全員に配布してくれますのでリフト代は無料!
冬期間は校庭が雪ですっぽり覆われる七ヶ宿町では、必然的に「体育の授業=スキー授業」になり、卒業する頃には子どもたちはいつの間にかスキーが上手になります。また、スキー場に隣接する『オートキャンプ場きららの森』は4月末から10月中旬まで営業されていて、綺麗に区画されたサイト、開放感溢れるフリーサイト、気軽に泊まれるログキャビンがあり様々なスタイルで自然を満喫できます。川魚のつかみ取りやそば打ちなど体験プログラムも充実しています。
コテージは一年を通じて人気がありスキーによし!キャンプによし!魅力満載のスポットです。
また「春から秋は農作業や別の仕事、冬場はスキー場スタッフとして働く」というライフサイクルがあるのも七ヶ宿ならでは。食堂のおばちゃん、リフト係のおじちゃん、レンタルスキーのお兄さん、券売所のお姉さん、スキースクールの先生・・・スキー場に来れば誰かしら顔見知りに会えるのも楽しみのひとつかもしれません。
4月中旬から5月上旬、山形県境に位置する群生地には約10万株とも言われる水芭蕉が咲き、七ヶ宿に春の訪れを知らせてくれます。
遊歩道が長く整備されており、週末の日中は大勢の愛好家たちで賑わっています。
早春のまだ肌寒い時期が見頃ですが可憐な水芭蕉を美しく撮影するなら空気の澄んでいる朝がオススメです。
国道113号線から山形県上山市に抜ける金山峠に向かう県境の干蒲地区。ここにはひっそり湧く清水があり、その静けさからは想像できないのですがなんと白石川の源流なのです。
夏場はセミの鳴き声とはうって変わってとても涼しく、ドライブがてらひといきつくにはもってこいのスポットです。