2018秋・里山再生プロジェクトⅣ
心ある同志が集った10月吉日、プロジェクトは幕を開けた
里山の賢人のお話は入山前から始まるのが通例だ
そこに石が転がっているのが当たり前のような語り口
プロジェクトの幕開けを感じる瞬間だ
夏の間に仕込んでおいた椎茸類の原木たち
賢人の仕事には抜かりがない
参加者のふとした質問に気さくに答えてくれるのも賢人の豊富な知識に裏打ちされているものだ
そして、里山に入山する前には欠かすことのできない大切な儀式がある
それは里山に生活するたくさんの動物さんたちにお知らせすること
我々、これから入山させていただきます!
ご仁が花火を打ち上げる姿はどの角度から見ても火縄銃にしか見えませぬ
此度もお見事でございました
足元がふかふかで山道を歩いているとはとても思えないのも、賢人が日頃より里山整備をされているからこそ
ぜひ、人の手が施されていない杉山と歩き心地を比べていただきたいと思う
杉の木に触れたくなる気持ち分かるなぁ
道々、賢人のタメになるお話を拝聴しながら我々は舞台へと近づいてゆく…
いよいよ今回のミッション
「防火線を拡張せよ」
防火線とは山火事の際に全体に火が回らないように延焼を食い止めるためのラインのこと
いざの災害時に防火線が機能するかどうかでその後の状況は全く違うものになるだろう
我々に与えられた武器はコレだ
むろん、これらの武器は賢人によってメンテナンスされた里山仕様だ
さらに、エキスパートには帯刀許可がなされるのだ
それでは秋の里山再生メインミッションを始めようか!
一歩里山に入ればホントみんな夢中で
流れる汗なんて気にならないくらい
何をするべきなのか自然と体が反応してゆく
最初は使い方も分からなかったのが
ウソみたいに視界が開けていった
力を合わせることの素晴らしさ
日常に捉われて忘れがちなものを里山は教えてくれる
ミッションコンプリート!
見晴らしポイントから下界を眺めれば
毎度のことながら達成感パネェぜ!!
みんなで食べる芋煮、疲れなんて飛んでくよ
お楽しみの焼き栗体験
賢人は焼き栗の名人でもある
気圧を上げてゆくのも
みんなでリレーしてゆけば
自然と期待高まってく
蒸気を抜いたら
キャー(≧∇≦)
美味しくいただきましたぁ!
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里山の神さま、喜んでくれたかな
森林のキラキラたくさん浴びたよ
目に見えない大切なものがたくさんあるんだ
それを知ってることが誇らしい
なんて素敵な体験なのだろう
里山サンキュ☆